2009年1月10日土曜日

環太平洋大学研究成果リポジトリ

■環太平洋大学研究成果リポジトリ
http://repository.ipu-japan.ac.jp/

試験公開されましたね。プラットフォームはE-Prints。

このリポジトリって

■DRF4
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?DRF4
■大園 隼彦(岡山大学附属図書館)「岡山共同リポジトリ」
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?plugin=attach&refer=DRF4&openfile=3-2oozono.pdf

をベースにしてるんだよね?ハードは岡山大学まかせとして、
E-Printsの保守やらカスタマズはどうしてるのかな?
すでに岡山大学で導入実績があって、マニュアルなんかが
充実してるにしても、それなりにハードルは高いだろうにな。
まさか全面的に岡山大学バックアップ?うーん。

正直E-Printsって見るの初めてだったりします。シンプルで
良いね。RSSも実装してるし、紀要ページもあるし、最近の
トレンドは網羅してる感じ。

環太平洋大学って、これまた初めて聞きましたが、いわゆる
体育大学でしょうか。2007年創設だそうですが、リポジトリを
始めるとはなかなかアグレッシブで良いです。

岡山大学、広島大学のようなホスト側でなく、ゲスト側リポジトリの
事例報告も聞いてみたいな。

2009年1月9日金曜日

リンク感謝!

■図書館雑記&日記兼用
http://blog.livedoor.jp/lib110ka/

でおなじみの

■図書館系ブログ
http://popup6.tok2.com/home2/lib110ka/link/link_blog.html

にリンクしていただけました。感謝です。

実はずいぶん昔にも別ブログでリンクしてもらったことが
あるんだけど、内容が全然図書館でなくなっちゃってね。

今度は一貫して図書館ネタでいきますので何卒よろしくです。

2009年1月6日火曜日

HUSCAPでこち亀

HUSCAPにこんな論文が登録されました。

■マンガ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に描かれる旅行動向に関する考察(その1) : 研究手法確立に向けた予備調査
http://hdl.handle.net/2115/35145

個人的に非常に惹かれるタイトルだったため、思わずダウンロードです。
内容についても言及したいところですが、このブログの主旨と異なるので
ひとまず置いといて。

研究者でない一般人の自分がタイムリーかつオープンにこの論文に
辿り着いたのって、まさにRSSとリポジトリの真骨頂って言えるん
じゃないのかな?

北大の超マイナーな紀要に掲載された論文だからね。それと著者への
リスペクトを込めてリポジトリにトラックバックできても面白いかなと。

こち亀のフォーラムとかがあれば、紹介して話題になれば、この論文の
著者にとっても秋本治にとってもウェルカムだろうし。リポジトリが
そういったコミュニティのプラットフォームになっても面白い。

貯蔵庫としての役割はもちろん大切だけど、そこからもう一歩踏み出せると
社会へのアピールになると思うんだけどね。

「その2」も期待してます。

2009年1月5日月曜日

リポジトリでRSS

以前にARGでリポジトリのRSS配信に関する記事がありました。

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080325/1206374304

■RSS実装率 13/76 13%(当時)

岡山大学 - ePrints@OUDIR
慶應義塾大学 - KeiO Academic Resource Archive(KOARA)
早稲田大学 - 早稲田大学リポジトリ(DSpace@Waseda University)
一橋大学 - 一橋大学機関リポジトリ(HERMES-IR)
京都大学 - 京都大学学術情報リポジトリ(紅)
東京歯科大学図書館 - 東京歯科大学学術機関リポジトリ(IRUCAA@TDC)
静岡大学 - 静岡大学学術リポジトリ
九州工業大学 - 九州工業大学学術機関リポジトリ(Kyutacar)
北海道大学 - 北海道大学学術成果コレクション(HUSCAP)
浜松医科大学 - 浜松医科大学学術機関リポジトリ(HamaMed-Repository)
名古屋大学 - NAGOYA Repository
小樽商科大学 - 小樽商科大学学術成果コレクション(Barrel)
お茶の水女子大学 - お茶の水女子大学教育・研究成果コレクション(TeaPot)

Googleリーダーをヘヴィに使うようになったことと、他大学の
リポジトリ登録状況をリアルタイムに把握できるように(何のために?
ということはさておき)新たにRSS配信を実装した機関がないかを
調査しました。

下記11大学が新たに実装されたようです。(管理人調べ)

大分大学 - 大分大学学術情報リポジトリ(OUR)
http://ir.lib.oita-u.ac.jp/dspace/

金沢大学 - 金沢大学学術情報リポジトリ(KURA)
http://dspace.lib.kanazawa-u.ac.jp/dspace/

明治大学 - 明治大学学術成果リポジトリ(Meiji Repository)
https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/

室蘭工業大学 - 室蘭工業大学学術資源アーカイブ
http://ir.lib.muroran-it.ac.jp/dspace/

奈良先端科学技術大学院大学 - 奈良先端科学技術大学院大学学術リポジトリ(naistar)
http://library.naist.jp/dspace/

長崎大学 - 長崎大学 学術研究成果リポジトリ(NAOSITE)
http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/

筑波大学 - つくばリポジトリ(Tulips-R)
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/portal/tulips-r.php

千葉大学 - 千葉大学学術成果リポジトリ(CURATOR)
http://mitizane.ll.chiba-u.jp/curator/

大阪大学 - 大阪大学学術情報庫(OUKA)
http://ir.library.osaka-u.ac.jp/portal/

広島大学 - 広島大学学術情報リポジトリ(HIR)
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/portal/

九州大学 - 九州大学学術情報リポジトリ(QIR)
https://qir.kyushu-u.ac.jp/dspace/

■RSS実装率 24/84 28%

新規実装組でページとして充実してるのは九州大学。

ちゃんとした書誌っぽく表示される静岡大学が、
全実装大学の中でも好みです。カスタマイズかな?
設定変更で何とかなるかな?

で、RSSを受信しての感想。どうにも、どこも紀要や学位論文が
多い。それはそれで大切なコンテンツだけど、やっぱ本筋は
学術雑誌の登録でしょ。

そんな中、CURATOR登録のこれ↓スゴいです。

http://mitizane.ll.chiba-u.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00047463

これぞ、リポジトリの醍醐味?

2009年1月4日日曜日

Googleと図書館

Googleって図書館にとっては厄介な存在、みたいな論考が
結構あったりします。でも、そのメリット・デメリットを
正確に伝えていくことも大事かなと。

Googleは図書館を意識しているのは明白で「Google検索」は
もちろん「Googleブック検索」「Google Scholar」なんかは
その最たる例。

他にも図書館がウェブを公開するのに有用なツールと言えば、
「Googleマップ」「Googleカレンダー」「Picasaウェブアルバム」
「YouTube」「Blogger」あたりでしょうか。他にも使ったことはないけど、
「Googleサイト」。イマイチ有用に使えなかった「Google Base」。

コミュニケーションツールとしての「Gmail」「Googleグループ」
「Googleドキュメント」「Googleリーダー」なんかも使えるね。

Googleばかりにこだわる必要は無いけど、これだけ揃うと
Googleが図書館に与える影響力は甚大かと。

これからのGoogleの取り組みはもちろん、それに対する図書館の
反応も楽しみです。因みに個人的にはGoogle万歳!(笑

2009年1月2日金曜日

定期ハーベストのお知らせ

今月も無事にNIIからハーベストのお知らせメールがきました。
件数はともかくエラーがないとホッとするね。

11月頃にdoiの入力フォーマットが間違っているとのことで
連絡があってクロスウォークの設定変更をしたんです。

で、12月中旬ころをメドにデータの整理が行われた
はずなんだけど、いまだにdoiのリンクとIRのリンクが
消えたままになってるんだよなー。

全体から見ればデータ数そのものはどってことないけど、
どうにも気持ち悪くてね。そんなことを気にしてるのは自分
以外はいませんが ^^;

2009年1月1日木曜日

Amazon連携

Amazon連携がここのところホットのようです。

■日進市立図書館が「Amazonで買う」「Amazonで書評を見る」ボタンを設置している

ただですね、リコーのLIMEDIOでは既に実装済みだったりします。

■図書館蔵書検索(OPAC)の新機能について

さらにはこんなAmazon的な機能も

■OPACの新機能  ~ その2 ~

公共でAmazon連携するのがスゴい?パッケージで実装しちゃう方が
スゴくない?

因みに我が社採用のiLiswaveではそんな気配は微塵もナシ。
Limedioの方が良かったかなぁ?

いっそのことAmazonが図書館システムのパッケージを提供しちゃえば
良いのにね。書誌はAmazonをそっくり流用。所蔵はAmazonの
カスタマイズで。アフェリエイトやら発注はAmazonと契約して、
安価にシステムを提供してくれれば、図書館との共存も
あり得るかなと。実現は難しいかな?