2009年2月17日火曜日

分類って必要?

図書館 この素晴らしき世界 藤野 幸雄

あとがきで「教科書を意図してはいない」とありますが、自分的には十分教科書でした ^^;

第8章「図書館の分類と目録」で「(分類は)内容の知識分類」と書いてあるのを見て、改めて「そうだよなー」と思ったりしてね。自分も以前に担当したことがありますが、分類を決めるのって大変なのよね。

分類も自動化できないですかね?タイトルとか書評、目次とか著者の研究分野とかを判断して、それぞれの項目をスコア化すればある程度自動で付与できると思うんだけどね。

それに、もし自動書架みたいな閉架なら、分類でなく、それぞれの図書に上記の要領でタグづけすれば便利だな。閉架のデメリットはブラウジングができないってことなんだろうけど、ブクログみたいな「仮想本棚」を実装すればクリアできるしね。

■ブクログ(サンプル)
http://booklog.jp/users/zzz

本書で最も印象的だった一節

「人件費削減のために機械化が進められているものの、機械化はかえって人力を要求している」

ホント、ホント