テーマは「文献情報管理ツール」「EJの大量ダウンロード」の二本立てにプラスして「ビブリオバトル」でした。
「文献情報管理ツール」は自分的には最近のホットトピックで、Mendeleyは大変興味のあるところ。
RefWorks、Zotero、Mendeleyの比較をお話しいただいたわけですが、結論としては予算があるならRefWorks、そうでなければ、一長一短あるのでどちらでも、みたいに感じました。
近くにいた人に聞いても、やっぱり図書館として提供してるって話だから、検討すべきことなのかなー、と。
「大量ダウンロード」は出版社の事情や思惑が分かり、これまた良いテーマでした。BMCやPLOSはダウンロードに対するしばりはない、ってのが特徴的で、多分、サブスクリプションモデルだから、アウトプットに過敏になってるんだと思いました。APCモデルは入ってくる方で収入を得てるわけで、アウトプットには寛容なのかなー、と。
世の中がすべてゴールドOAに向かっていけば、このテーマそのものが沈静化するかもしれませんね。そんな時代は、まぁしばらくは来ないと思うけど :p
メディカルオンラインはアグリケータだから、ダウンロード数に応じて出版社に支払う額が変わるんだと。だから、過敏になってると。そりゃそうだね。
ちなみにビブリオバトルで紹介されたのは以下の5冊。チャンプ本は『日本の医者』(医中誌刊行会・松田さん)でした。ビブリオバトル、面白いわー。
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