2010年12月13日月曜日

「第5回首都大学東京図書情報センター本館主催講演会」に行ってきました

■第5回首都大学東京図書情報センター本館主催講演会
http://www.comp.tmu.ac.jp/library/literacy/kouenkai2010.html

行ってきました。首都大学東京、初上陸です。駅前なのに、アウトレットモールを抜けてすぐにキャンパスという絶好の立地!素晴らしいです!キャンパスもいかにも大学っぽくて良さそう。こんな大学に通えてる学生は幸せもんだ。

で、講演会ですが、講師は筑波大学の植松貞夫先生。演題は「デジタル情報時代の図書館建築、その可能性と課題」。なかなか興味深かったです。以下、メモです。

---

図書館としての営みの器=図書館

図書館法「資料を収集し、整理し、保存して」「利用に供し」「調査研究」

~1960 学生の勉強部屋
1960~80 貸出型図書館(自習者を排除)
1980~ 長時間在館型(商業施設との同居)

「情報を知識に変える場」としての図書館

インターネット時代=情報受発信のセルフ化

図書館は絶滅種か?
・オンラインジャーナルの普及
・Google Book Scan
・iPad
・NDLデジタルアーカイブ事業

課題解決支援型図書館への転換
・情報専門家→頼りになる図書館(利用者支援、ハイブリッド、特色化)
・資源配分の見直し→職員を専門的サービスに集中させる

ラーニングコモンズ
→実態はPCスペース→知の公共化(チューターと学生との相互交流)

立ってレファレンス(勾玉型のカウンター)

快適な職場環境(職員のための図書館、ジム、ラウンジ)
行きたくなる図書館(暖炉のある図書館)
書架配列の工夫

セキュリティ
・耐震、火災
・ヒトとヒトとのセキュリティ(トイレ)
・サインの工夫

新潟市立中央図書館(パンの香りのする図書館)

---

設計前に利用者に対するマーケティングはどれくらいするのか?って質問しようかと思ってたのに、時間切れで出来なかった・・・。著書を読んで勉強します。

---

II
II
posted with amazlet at 10.12.09
Glenn Hughes
Mtm (2009-08-03)
売り上げランキング: 728004