http://www.comp.tmu.ac.jp/library/literacy/kouenkai2010.html
行ってきました。首都大学東京、初上陸です。駅前なのに、アウトレットモールを抜けてすぐにキャンパスという絶好の立地!素晴らしいです!キャンパスもいかにも大学っぽくて良さそう。こんな大学に通えてる学生は幸せもんだ。
で、講演会ですが、講師は筑波大学の植松貞夫先生。演題は「デジタル情報時代の図書館建築、その可能性と課題」。なかなか興味深かったです。以下、メモです。
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図書館としての営みの器=図書館
図書館法「資料を収集し、整理し、保存して」「利用に供し」「調査研究」
~1960 学生の勉強部屋
1960~80 貸出型図書館(自習者を排除)
1980~ 長時間在館型(商業施設との同居)
「情報を知識に変える場」としての図書館
インターネット時代=情報受発信のセルフ化
図書館は絶滅種か?
・オンラインジャーナルの普及
・Google Book Scan
・iPad
・NDLデジタルアーカイブ事業
課題解決支援型図書館への転換
・情報専門家→頼りになる図書館(利用者支援、ハイブリッド、特色化)
・資源配分の見直し→職員を専門的サービスに集中させる
ラーニングコモンズ
→実態はPCスペース→知の公共化(チューターと学生との相互交流)
立ってレファレンス(勾玉型のカウンター)
快適な職場環境(職員のための図書館、ジム、ラウンジ)
行きたくなる図書館(暖炉のある図書館)
書架配列の工夫
セキュリティ
・耐震、火災
・ヒトとヒトとのセキュリティ(トイレ)
・サインの工夫
新潟市立中央図書館(パンの香りのする図書館)
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設計前に利用者に対するマーケティングはどれくらいするのか?って質問しようかと思ってたのに、時間切れで出来なかった・・・。著書を読んで勉強します。
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