http://getnews.jp/archives/82112
タイトルからして学術的に置き換えれば「紙への希望はなくなった研究者」みたいで、学術出版に大いに関係ありそうな感じで面白いインタビューでした。
マンガって一部コミケなんかを除けば普通は商業出版だよね?で、佐藤さんの考えって何となくオープンアクセスに似てるなー、と思いました。
旬の過ぎたマンガのことは、学術出版で言えば「半減期」のことでしょ?で、その期間は「エンバーゴ」と。さらにさらに、ウェブで無料公開することは「オープンアクセス」。で、インパクトの向上、と。『漫画onWeb』はリポジトリみたいなもんかな?
「これは君の本じゃないから」のクダリだって、要するに出版社版は出版社のもの。著者版は著者のものってことだよね。言ってることは正しいよね。ただ、てことは、確かに原稿をウェブで公開するのってアリっぽいよなー。もちろん、どんな契約になってるかによるんだろうけどさ。
リポジトリと言うか、オープンアクセスと言うか、学術出版、商業出版て視点ではいろいろと議論されてきていると思うけど「マンガ」ってのは新しい切り口だなー、と思ったわけです。
「音楽」や「番組」もそうだけど、デジタル、ネット時代になって激変してる文化ってまだまだありそうだなー。
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